2015年12月16日
MYSTERY RANCH GUNFIGHTERのご紹介

ミステリーランチのガンファイターに対する熱い注目を受けて今回はガンファイターバックパックを比較し細部を見て行こうというブログにします。
ガンファイターで横田店のブログを検索するとカバンの紹介なのに二次元美少女しかでてこないクソブログがヒットするので
ここで再度各部をご紹介いたします。
ただ紹介するのもアレなので今回は対抗馬として5.11タクティカルの傑作バックパック「ラッシュ」とも比較してみたいと思います。
5.11が世界中でさぞ沢山売ったであろうラッシュは古臭さはあるものの未だに大勢から支持されるプロダクトです。
US SOCOMの要請で作られたのがガンファイター君の元になったカバンですが、ラッシュ君も元ACE/CAGのカイル・ラムが開発に
参加しているので相手に不足は無いと思います。
特殊部隊の要請で作られたカバンか、元特殊部隊が作ったカバンか、どちらが強いか勝負はいよーいスタート
容量はラッシュ君が21リットルでガンファイター君が21リットルと同じ
重量はラッシュ君が1250gに対しガンファイター君が1097gと優勢
1050デニールの極太なナイロンを使ったラッシュ君はもう少し重たいと思いきや1キロちょっと
パルステープベタベタなので2キロ有るんじゃない?と思ってました。
対して500デニールのガンファイター君は惜しくも1キロを下回らずでした。
コーデュラ製の500Dナイロンという超素敵なマテリアルを使っているのでもう少し軽いかなと思ったのですが......
ヨークシステムが有るからね仕方ない。
コーデュラのナイロンは良いですね、触った感じが最高です。
プレーンな印象のガンファイター君と職質スタイルのラッシュ君とまたかなり対照的な見た目も好みが分かれそうですね。
ラッシュの人眼を引くパルステープ部分には必要に応じてポーチ類を取りつけられるというメリットがあります。
ガンファイター君にも一応パルスは付いていますが脇の部分、丁度市販のバックパックでボトルホルダーがある部分だけなので
拡張性はあまりありません。脇のパルスもボトルポーチ付けて終わりって感じになりそうです。
パルスを使う機会なんてほとんどないという人はガンファイター君でしょう。
ラッシュ君の拡張性も捨てがたいのですが
パルスが付いているからそこにポーチが付けられるのは間違いないのですが、脇ならともかくフロントパネル部分は飛び出す分引っかかる
機会が増え、また重心から遠いため重量物は付けられないのでなんなら適切な容量のバックパックにした方が良いのではと思ってしまいます。
使わないバルスはデッドウエイトにもなってしまいますので。
「幾ら頑丈でも重いのはなー」とは現職の方がよく口にされる言葉ですがその通りで、日常使いにしろ軽い方が良いという事に異論は
無いと思います。幾ら布地が頑丈でもどうせ糸から壊れますし、日常的に藪こぎでもしないのであれば軽いの最高~いえ~。

次!フロントパネル!
バックパックの使い勝手の要!バックパッキングにおいて良く使う小物(医薬品等)をしまう箇所です。
メモ帳とか携帯のバッテリーとか色々持ち歩く人もいらっしゃると思います。ガンファイター君は絶妙な深さのポケットが
一か所有るのみで、あんまりデリケートな物は入れない方が無難でしょうね。中で荷が暴れそう。
グレーの内布が視認製を高めてくれているのでかなり中が見やすい!さすがミステリーランチ。


対してラッシュ君はかなりの充実っぷりです。
小分け収納がこれでもかという程付いていてかなりワクワクさせてくれます!
この辺はバトルフィールドでも小分けがたくさん出来た方が便利なんだよってことなんでしょうか?
部隊のSOPでここのポケットにはこれを入れてここにはこれを全員が入れる事!という使い方ができますね!
この辺はラッシュ君が強い。

試してみました、もっとも中身が入っていない状態で試しているのであまり意味ない......すいません。
アークテリクスのアルファジャケットは小さく畳めるのでなかなかの収まり具合

こちらは人気のARMAブレサブルジャケット、肉厚のソフトシェルジャケットは流石に厳しかったか
はさめてないです、これもうわかんねぇな。
言う程に上着仕舞えてなくない?という感想がどうしても出てしまいます。
チャリヘル必須の外国ならともかく日本でこの部分がこの先生きのこるには?
これなら同じミステリーランチのストリートファイターで良くね?と思ったあなた、

次はメイン収納部
ジップは全周ちょっと足らないという取り付けなので開きには出来ませんが、
逆にいえばジップを開き過ぎて中身をダバーしないというメリットがあります
最近のバックパックには必須のノートPC&タブレットスリーブがあります。
この辺は普段使い用のカバンって感じが出ていますね。
背中側にタブレットをしまったら取り出し難いんじゃないかと思いますがそこはミステリーランチ抜かりは有りません

左手側から取り出せるスロットがちゃんと付いています。
背中のスリーブに繋がっているのみなのでカバンの中身を出すことは出来ませんが
PCやタブレットをいじいじしたくなったら即取り出せるので便利です。

フロントパネル側にペンケースサイズの小物入れが付いています。
総じてシンプルな作りといった所でしょうか。

ラッシュ君は開きにできて更にオーガナイザーてんこ盛りな感じです。
地面に下ろして中身を漁るには最適な作りです。
PC&タブレットスリーブはついていません。
背中側の袋状の部分は荷物をぶち込んでこぼれない様にするためについています。
そんなに物が入らない20リットルクラスのバックパックに期待するものはやはり
日常使いの物の運搬なので、こういった小分けにできる様に作ってあるのは魅力的ですね。
適当に放り込んでお終い!では困る訳です。

天頂部にはあるとべんりなサングラス収納があります。
レンズを保護する為のスペースなのでコンデジやスマートフォンを入れるのも良いですね。
ここは凄く便利。
ストレージに関してはラッシュ君が老舗のタクティカルパックの貫録を見せつけた感があります。
流石ベストセラーと言いたところ。


ミステリーランチが本領発揮をする背中部分!
肉厚のショルダーパッドにヨークシステム!メッシュパネル!
最高の背負い心地は約束されたも同然です。
夏場はメッシュが良い働きを見せてくれる事でしょう。
後、洋服に優しい。
ただしこの背負い心地はきちんとフィットすればの話で、ミステリーランチのカバンは合わないという方もいらっしゃいます。
まずは実際に背負ってみる事をオススメします。
合わない人は本当に合わないので・・・・・。
ストラップをリリースする為のファステックスはありません。普通に腕を抜いて降ろして下さい。

ラッシュ君の背中側になります。
ショルダーストラップにもパルスが付いています。
ここはカラビナ等を付けると大変便利ゾーンなので評価できます、ただし職質スタイルになるので
個人の責任でおねがいします。
リリース用のバックルがあるので本体を落として逃走、戦闘が行い易くなっています
ストラップと背面に本体よりも糸の細いナイロンを使ったアテがしてありますが、ナイロンがむき出しです。
パッドもありますが、厚み的に気休め感がぱないの!
ちょい古めのミリタリーバックパックの特色というのはこの剥き出しの背面部分で
どういう事かというと歩行の振動によってバックが揺れる働きにハードなナイロンはまるでヤスリの様になり
夏場とかにTシャツ等を着ていると当たった部分がどんどんボロボロになっていきます。
プレートキャリアがあたるコンバットシャツの胴体も同じですね。
このラッシュ君はナイロンの糸が細いのでひょっとしたら平気なのかもしれませんがねー500Dとかでも
擦れれば解れますからー
貴重な限定品のシャツをダメにしたくない方にはオススメできないスパルタンな背負い感です。
戦闘服ならいいんでしょうけどね、ボロボロにしたって、けれど日常的に使うには問題があります。
うーんこっちはミステリーランチがやはり強い。

ラッシュにはハイドレーションスペースがあります。この辺もかなりミリタリーバック感がありますね。
ここにハイドレーション以外を入れるとバックの全重量で中身がつぶれるのでやめた方がいいでしょう。
ハイドレーションはつぶれれば圧が掛って中身が勝手に出てきて飲むのが楽になって好都合です。
ざっと見て行きましたがこれは甲乙つけがたいですね~~~~
どちらも一長一短有る感じです。
ガンファイターには物足りなさが、ラッシュには見た目と背面の問題があります。
いっそ合体させて一つにしてしまいたい・・・・・・
バックパックもこだわり始めるとキリがありませんね!というのが今回の結論!なにそれ!
ちなみにガンファイターは来年からいなくなるので価格が現在の二倍とかにならない内に買った方が吉です。
アメリカのミステリーランチはもう個人とは取引しないので後でアメリカから買うぜグへへと思っても無理なので・・・・・・。
ミステリーランチガンファイター
色=黒、コヨーテ、マルチカム
価格=¥30.000+税(マルチカムのみ¥36.000+税)
5.11 RUSH 12
色=黒、カーキ
価格=¥16.800+税
余談ですが、ラッシュもお前の国には売ってやんない通称おま国商品になってしまいました。なんでや。
〒197-0011
東京都福生市福生2212
TEL 042-553-1666
営業時間:11:00~20:00 年中無休
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Posted by PHANTOM 横田店 at 10:30
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