2013年08月20日
実物へルメット!
SDS社製のACHヘルメットはかつてウォーリアヘルメットの名称でイラク戦時、
アメリカ陸軍に大量に納入されていたようです。
表面は反射防止かつ滑り止めのザラザラタイプです。
ACHの全てが分かる取扱説明書付きです。
一瞬「これMICH2000じゃないの?」と思われた方もいるでしょう。
そうなんです・・・。
では、形がまるっきり同じに見えるMICHとACHの違いは?
見た目の違い?特殊部隊が被っていても「おー。これはACH~(CV.小倉唯)」としている文献もあるので
結構曖昧なんでしょうか・・・・・・?
SDS社のACHは元となったフランスCGF GALLET社(現MSA GALLET)製のMICHにそっくりですから、
タグが無いと見分けが付かないのではと思うのです。
実はアメリカ軍特殊部隊向けにMICHヘルメットをせっせと作っていたフランスですが、
イラク戦争の折に
フランス「アメリカ君のすぐ戦争吹っかけちゃうところ、よくないと思うなぁ・・・・・」
アメリカ「は?(威圧)」
イギリス「またフランスか・・・・・(開戦に向けた雰囲気が)壊れるなぁ」

日本「そうだよ(便乗)」
とイラク戦争に反対したのがいけなかったのかどうか、
フランス製の装備品がアメリカ製の物に切り替わってしまったらしく。
そうした流れでこのACHもアメリカの軍納メーカーであるSDSが製造するようになったようです。
有権者の三分の一がアンチアメリカなフランスらしいですね。
まあそのフランスもリビアとコートジボワールの時は
「空爆!空爆!さっさと空爆!」
アルジェリアの時は
「テロリストは即効鎮圧だ!人質が死んだ?コラテラルダメージ!!!!」
かつては
「弱々しい負け犬」「臆病者」「フランスが果たす世界のリーダー的役割には限界がある」「シャルロット・デュノアちゃんはかわいい」
と散々タカ派になじられていたのに
「これは対テロ戦争なんだから!国際社会は協力しないと!!というかしろ!!!」
という変わりっぷり、
国益とは恐ろしい物です・・・・・・。
ヘルメットの内装です。
MICHの内装を手がけていたオレゴンインダストリー社のものと瓜二つであります。
迷彩に合わせてチンストラップもフォレッジグリーン色です。
カジュアルものは→ファントム横田店スタッフの趣味徒然うたた寝ブログ
Posted by PHANTOM 横田店 at 00:03
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