2012年07月04日
CATです! 初入荷!


早速腕を損傷したテイで試しに巻いてみると、とにかく痛かった(笑)
そして、うちのスタッフ間で交わされた会話↓↓
「コレを山登りとかキャンプに持って行ったらイザと言うとき人の命を助けるかも知れないだなんてなんだか凄いよね!」
「たしかにそうですね・・・でも気になるのですが医師免許の無い人が止血帯使って医師法とか法律に抵触しないんですかね?」
という疑問が・・・。なるほど、じゃあ調べますか(笑)
ということでリサーチしたのですが、つまりはバンソウコウを貼ってあげるのと一緒で別に法律上素人がやっても問題なさそうなのですが(一時教習所でも重篤な事故用に人工呼吸・心臓マッサージと相まって止血帯のレクチャーが昔あったらしい)一番のポイントは、「難しい!」の一言に尽きるようです。 医療従事者でないと、どれくらいきつく止めていいのか分からないし、なんなら緩めるタイミングも経験が無いと判断できないらしく、迂闊に使うと血が止まりすぎて患部が壊死するとの記述も・・・、わわ、なんだか大変なことに。
最前線ではもはや直接圧迫法が一般的のようです。 いわゆる手袋やビニール袋を装着して患部にガーゼなどをあて手で押さえるということです。
じゃあなんのためにまだ止血帯が存在しているの?
ということなのですが、プライベートライアンの冒頭よろしく戦地での負傷はすぐに救急車が来るようなホンワカした状況ではありません。 IED(仕掛け爆弾)などで四肢が激しく損傷している上に、戦闘ナウとなると、負傷した兵士にちんたら直接圧迫していたら、押さえてるヤツもまとめて撃たれかねないので、ささっと止血帯をまわし(20秒から30秒でやるようです)、とにかく出血死を防ぐ!負傷者に踏ん張ってもらう!そしてタイミングで離脱!という選択肢しかないわけですね。 出血死と腕一本どっちがいい??となれば壊死のリスクがあったとしても、血を止めますよね。
とシリアスなことを書いているうちに、なんだかとてもブルーな気分に(汗)
ということで、実物ですが一般の方々はコスプレ用にドウゾ!
今日も文面が長くなってしまいました・・・最後までお読みいただきありがとうございました!
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Posted by PHANTOM 横田店 at 14:21
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