2010年09月12日
9.11 追悼

日付をまたいでしまいましたが9.11同時多発テロから9年ですね。 皆さんはそのときなにをされていたかおぼえていらっしゃいますか? わたくし、きるゆはガクラン着た高校生でしたが、朝の教室は「アメリカの報復が始まる」とか、みんなおどおどしながら、かなり騒然としていました。衝撃的でしたよね。 大学では中東に関するゼミに入っており、4年間みっちりイスラム圏に関わってきたわけですが、劣化ウラン弾、湾岸での相次ぐ誤爆、9.11とは違い世界的な規模で追悼も報道もされずに死んでいったイスラム圏の一般市民とは対照的に、なぜだか西側メディアの「われわれが被害者」という図式に異様な空気を感じたのも事実です。「われわれも被害者」というニュアンスが正解のように思えました。おそらく様々な見解があると思います。アメリカ寄りの人は、「イスラムは野蛮だ!」というだろうし、アメリカが嫌いな人は「当然の報いだ!」というのかもしれません。キリスト教圏、イスラム教圏、互いにそこを超越した尊敬し合える場所にたどり着いて欲しいですね。 コーランが非常によく出来た経典であることは事実だし、大統領に戦争をやめろと叫ぶアメリカ人もいるでしょう。みんな「人」なのです。人が死んでしまうということは人であれば誰だって望まないのですから。R.I.P.
Posted by PHANTOM 横田店 at 00:44
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