2012年01月26日

キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」

キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


と言うことできるゆのドイツ滞在記、その②でございます! 前回の予告通り、やってきましたのはハンブルク港に停泊しているソ連製の潜水艦! 


キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


なんでこんなものがドイツの港に?という疑問にお答えするべくまずは軽くご説明させていただきたいのですが、1976年に建造され2002年にソ連で兵役が終わり、その後どうするか宙ぶらりんになっていた潜水艦を、ドイツ人の実業家2人が買い取ってハンブルク市に寄贈&博物館として一般開放しているんですって! 入場料は9€ということで(1100円くらい?)もうここは乗り込むしかありません(笑)


キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


では臨検の始まり始まり~! この潜水艦、コードネーム「Buki」の名前で、ニューヨーク付近までスパイ活動をしていたイケイケのU-ボートだったようですよ! ちなみにこの日も天気が悪くデッキに繋がる桟橋はめちゃめちゃ揺れておりました(笑)


キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


ちなみにこのUー434なのですが、全長は90m! クラスで言うと「タンゴ級」と言うみたいですicon12 とにかく港で見ると良くわかるのですがでかいicon10 原子力ではない動力で動くモデルとしては世界最大級なんですって! 後ほど機関部も出てきますがディーゼルエンジンが主動力のようですface02 84人乗りの大家族仕様です(笑)


キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


潜水艦なめのハンブルク港町・・・。 なんだか非日常的な構図ですな!



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


タラップをおりまう! たぶん後で改修・増設されたものかと・・・。 心の中の和太鼓がドンドコなっております! キャー!潜水艦なんて初めて~face03


キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


まず船内に入りますと、そこは・・・魚雷発射室! 6本の発射チューブ、そして装填前の魚雷もお目見え! なんかそれらしい制服を着た水兵マネキンが絶妙に微妙で素敵です(笑)



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


まぁとにかくすごいメカニカル! 頭ぶつけたら大量出血は免れないような、ゴツゴツ感です!



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


至るところチューブだらけ・・・。 ちなみに船内は「ゴーン・・・ゴーン・・・ゴーン・・・」という潜水艦が動いている(と思われる)時の音が鳴っておりまして臨場感たっっぷり!


キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


なんでしょうね、この光景! ちょっとはじめてみた光景・・・研究施設のような内装は、独特の雰囲気をかもし出しております・・・。



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


魚雷でっせ! 一つ装填するのに6~8分かかるようですよ!


キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


部屋と部屋をつなぐ、ハッチ。 すごい狭さで緊急避難~とかになったりしたら、オレが俺が状態になりそうicon10 しかも鉄はき出しなのでスネとかぶつけたら、しばらくはボイルされたエビのように丸くなりながら悶絶していまいそうです・・・。



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


魚雷室からハッチを抜けると、長い廊下が見えてきました。 ちらっと横の部屋をのぞくと・・・



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


会議室?みたいなスペースが設けてありやした。 んなぁ~ということでしょう、鉄がむき出しになっており住人を寒々しい気分にさせていた内装が匠の手によりおしゃれなカフェスペースに~! 木目の壁が貼られとても温かみのあるすてきな艦内となりましたicon12



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


座ります(笑) あたまぶつかります。 とても落ち着きませんicon10



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


ロシア語です。 なんだか戦争映画のワンシーンのようでドキマギします。 ズドゥラーストヴィーチェ!



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


廊下の突き当りには下に下りる超急勾配の階段と半開きになったドアがface01



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


なんじゃらほい?とドア覗くと、なんとトイレでした(笑) んなぁ~んということでしょう! 閉塞感のある窮屈な船内を忘れさせる、木製のオーガニック便座があなたの心やすまるひと時をお約束いたしますicon12 

というか洗面の奥のメーター2個と5,6っ個ある緑のバルブの開放弁みたいなのなんだし! 操縦する上でここでやらなきゃいけないネセサリィーな作業があるのかな?? 大小の水流強弱レバーだったら、なんかすっごい潜水艦が好きになれそうですicon16



キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


ちなみにおトイレットのドアです(笑) ぶっ厚いなicon10 ここにいるときに船内浸水~とかで閉じ込められたら・・・と考えたらもう生きた心地がしませんでしたicon10


キルルン滞在記 ドイツ編 ② 「ソ連潜水艦 U-434」


トイレも終わったところで、下に続く階段を降り・・・階段と言うかかなりハシゴ寄りの階段なのですが、これを下りてゆきます~! 続きは次回にface02




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Posted by PHANTOM 横田店 at 00:02 │INFOMATION